湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

  • Entry Date
  • 2013.11.12

深まる秋に

暦の上では立冬を過ぎました。Isi2013Nov.gif

 

冬の始まりを感じさせるように木々はすでに色づき、秋もずいぶんと深まってきました。

m2013111201.jpg

 

そして、1年生の実習も、ずいぶんと内容が深まってきました。例えば、先週実施された「微生物学実習」では、リゾチームによる溶菌現象について学びました。

リゾチームは細菌の細胞壁を分解する酵素で、私たちの体内で作られ、涙、唾液、汗などに混ざって体表面を被い、細菌感染から生体を守る働きをしています。

実習では、Micrococcus lysodeikticusという菌体を用いてリゾチームの溶菌活性を15秒おきに測定しました。この実習を成功に導くにはチームワークが肝心です。

さて、みんなうまくチームワークを発揮できたでしょうか?

 

 

↓↓クリックお願いします

反応液を作って混ぜる人、時間を計る人、吸光度を読み取り記録する人と、それぞれに役割分担をして測定します。

分光光度計を囲んだチームが、ここでもそこでもあそこでも、リゾチーム活性を測定しています。

m2013111202.jpg m2013111203.jpg m2013111204.jpg

測定が終わったらリゾチーム濃度あたりの溶菌活性をグラフにプロットし、検量線を引きます。そして、グラフから自分たちの体液中に含まれるリゾチーム活性を算出しました。

その結果、Oくんの涙には、およそ180μg/mlに相当するリゾチームが含まれていることが判明し、普段はもっぱら別の理由で使われている涙が、実は重要な生体防御因子だということが確認できました。

Oくん、頑張って泣いてくれてアリガトウ !! 涙を提供するのも立派なチームワークでしたね!

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://sho-oh.ac.jp/blog/medi-tech/2013/11/post-616.html/trackback

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)