湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

Tag Archives: 血液実習

みんな集まって~!

mizuです。

 

今回も血液実習の様子で血小板機能検査です。

 

(左側)の血小板を含まない血漿(PPP)と比べて

(中央)の血小板が浮遊する程度の弱い遠心で得た血漿(PRP)は濁っていますが

(右側)の血小板を刺激する惹起物質を加えると、血小板同士が集まり透明度が増しています。

検査ではこの透明度の変化を利用して血小板の凝集能を測定します。

 

顕微鏡で様子をみると

血小板(ちゃん)がみんな集まって、凝集してます(偉いぞ血小板)。

 

凝集前↓

 

凝集後↓

 

凝集する仕組みや異常になる疾患は国家試験にも出題されるので覚えましょう。

ちなみに、24時間以内に10分間の復習しておくと、記憶率が戻るそうです。

(エビングハウスの忘却曲線)

ついでにやってみよう!

 

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血液検査~塗抹標本観察~

mizuです

 

血液実習だらけの5月が終わったけど

6月もそこそこ実習ありまして、

このところ顕微鏡による血球形態観察が続いています。

 

先日は血液塗抹標本*を観察・分類・スケッチしました

*血液をスライドガラスに薄く広げて染色したもの

 

こちらはその時のスケッチ

なかなか特徴を捉えてくれている様子♪

 

さて、問題です。

この白血球の種類は何でしょうか!?

2年生の皆さんなら(もちろん3年生も)分かるはず!

 

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血液検査~血小板数算定~

mizuです。

 

濃厚な血液実習月間

今回は血小板数算定です

 

血液を希釈して

 

顕微鏡でその数をカウントする

 

と、やっていることは赤血球数算定と大差ないのですが

血小板はとても小さいので注意してみないと見逃してしまう

矢印の白い小さいのが顕微鏡で数えるときの血小板です

 

「血小板ちゃん」かわいいですね

ただいまEテレで再放送中!

私は予約録画して見逃さないようにしています

あ、その見逃しではなかったか

 

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しびれる実習

mizuです。

 

今週の血液実習は~♪

「毛細血管抵抗試験」

臨床検査技師が行うことができると定義された検査の一つ。

ある意味、体を張る検査。

 

方法は2種類

1.陰圧法

タコチュウ!?の様に皮膚を吸い上げ、内出血しやすいか?

痛そう( ;∀;)

 

2.陽圧法(ルンペルレーデ試験)

中間血圧でマンシェットを巻いたまま5分間耐える。

陽圧法の方が「つらい~・・・」と、言う学生が多数。

毛細血管が弱いと点状の内出血が見られます。

この出血の痕。1週間ほど我慢してね。

 

今週はしびれる血液実習でした。

よく頑張りました!

 

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細工大好き

mizuです。

 

5月は毎週血液実習🩸

 

血球数算定を終え、今回は

「赤血球沈降速度」の測定です。

 

採血した血液をウエスターグレン管(血沈管)という管に吸い上げ、

真っ直ぐに立てて時間と共に赤血球層がどれぐらい沈むかを見る

とてもシンプルな検査。

 

シンプルなのですが、

なぜ沈むか?に深い意味が。

 

この3本(左からC,D,E)は同じ人(=私)の血液なのに沈む速さが違います。

わざと、結果に影響が出るよう小細工を仕掛けたのだ。

 

この血液を顕微鏡で見てみると。

C 赤血球連なってるぞ(連銭形成ともいう)

 

D Cと比べたら結構バラバラね。

 

E なんだか赤血球があつまっている!

 

沈む速さの違いは赤血球同士がくっつきやすいか?がポイント

 

レポート提出は来週。

2年生の皆さん。ヒントになったかな?

質の高い考察を期待してまーす。

 

ちなみにこの赤沈管は真っ直ぐに立てるのが元々の方法なのですが、

臨床の現場では時間短縮のためにわざと斜めに立てたりします。

 

検査法は常に進化している。

私の小細工も進化している。

 

進化と成長。学生の皆さんと一緒だね☆

 

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