湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

Tag Archives: 輸血検査

仕事のまなび場2

hiraiです♬

 

仕事のまなび場2日目。

まずは血液検査の実習からスタートです。

朝、採血した血液をスライドガラス上に一滴垂らし

カバーガラスをかけて鏡検です。

濃くてぎっしりな感じ。おぉ~と声が漏れる。

その後に染色済みの血液塗抹標本をみると、

赤血球・白血球・血小板がとてもはっきり見えましたよね。

 

午後の実習は輸血検査、ABO式血液型の判定です。

スライドガラスにガラス鉛筆で大きな〇を2コ書き、

その中に抗A抗体(青)、抗B抗体(黄)を一滴垂らします。

そこへ血液を一滴ずつたらし

スライドガラスを持って

8の字を描くように傾け、凝集するかどうかの観察です。

血液型によって凝集する・しないがわかるので

自分の結果だけでなく、他の方の結果にも一喜一憂(これはちょっと大げさ)笑。

参加者の方々は皆まじめに取り組み、猛暑の二日間を無事に終えることが出来ました。

臨床検査技師のお仕事に少しは興味を持ってくれましたか。お疲れ様でした。

 

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手際よく輸血検査を

mizuです。

 

今日は前期最後の輸血検査学実習でした。

まずはABO・Rh血液型判定が15分以内に

完了できるかも意識してもらったのですが、

まだ、輸血検査を始めたばかりの学生たちにとっては、時間内に終わるのは難しかったかな。

制限時間があって、プレッシャーになるとうまくできなかったりしますよね。

 

とはいえ、輸血検査は正確でかつスピードも大事。

検査結果を待っている人が目の前にいると思えば私の煽りも大したことはない!?

手際よく、頑張っていきましょう!

1月の実技試験までには問題なく、できるようになりますので、成長を実感してください。

 

さらに今日は亜型の検査もやりました。

本当はB型だけど、B抗原がとても少なくて、

何抗原を持っているかを見るオモテ検査が陰性になってしまうパターン

 

弱い抗原を検出する「吸着解離試験」や、

O型をB型に変える酵素を持っているかを見る「糖転移酵素活性」の検査など

少々複雑な検査を実施しました。

糖転移酵素活性の測定は

実際にO型がB型に変わるという変化が見られて非常に興味深い内容です。

記憶があるうちに復習しましょう♪

 

輸血検査はパズルをはめるように知識がマシマシになり面白いんです。

 

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臨地実習前技能実習【その4】

mizuです。

 

3年生は臨地実習前技能実習が続いています。

私ですら濃厚すぎて頭の中は情報満タン。

全分野の実習を受けている学生たちはもっと大変でしょう。

*大変だと思っていないなら、かなりの大物か!?

こちらは輸血検査の様子

2年生でも実施した実技試験の効果でしょうか

ABO・Rh血液型検査を、15分以内で結果を出す

という課題をほとんどの学生がクリア

8分台で終了した学生も

 

練習段階でここまで仕上がっていて、とても嬉しい♪

本番の試験ではさらに手際よく作業しましょう

 

臨地実習では正確にスピーディーに検査を進める臨床検査技師の「現場」を体感してきましょう!

準備万端で臨地実習に行けるよう4月いっぱい頑張ろうね☆

 

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臨地実習前技能実習 その3

hiraiです♬

 

先日の4月10日に続き、2回目の実習日。

各班にわかれ、午前午後の入れ替わり制です。

 

カリキュラムの変更に伴い、今年から呼吸機能が加わりました。

 

2年次の実習でお世話になった講師のF先生による指導です。

呼吸機能検査は声かけによってデータが変わってしまいます。

最大に吸ったり、吐いたりする必要性を被検者にも説明が必要です。

また自分の番がやってくる前にイメージトレーニングしながらの待機です。

 

機器に患者情報を入力して検査を始めますが、

F先生曰く、前の人のデータに上書きしてしまうインシデントも多いとのこと。

集中して検査をおこなう大切さを感じました。

 

薄切

 

尿検査(試験紙法/沈渣)

 

明日は輸血検査もあります。

しっかり身につけて病院実習に臨みましょう。

あ、その前に実習の試験もありますね。

 

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