高橋です
某ネットニュース情報では関東の梅雨入りもそろそろだそうで、
ジメジメした雨の季節が始まりそうです。
ジメジメといえばカビや菌の季節
臨床検査技師のお仕事には、病気の原因菌となるカビや菌を調べる「微生物検査」というものがあります
目に見えないくらいちいさーーーーい微生物(1/1000~3/1000mm程度)が
なんという微生物でどういう薬が効くのかを調べる検査。
検査する際には「培地」と呼ばれる微生物が増殖するために必要な栄養が含まれた寒天の上に
微生物を塗り付けて、温かいところで培養します。
1匹だと小さすぎてみえない微生物も、24時間培養すると微生物はどんどん増殖していって……
肉眼で見えるくらいの塊を作ります。(これをコロニーと呼びます)
このコロニーを使って、さらに様々な試薬や別の培地でこの微生物がどういう特徴をしているか
なんという微生物なのかを調べるのが、感染症の原因菌を調べる微生物検査です。
これから夏にかけて、食中毒などが流行し始める季節。
皆さんも目に見えない微生物に感染しないよう、感染対策はしっかりしてください。