わんにゃん通信No.951「鉗子綿棒のつくりかた」
見た目はハサミに似ていますが、刃はついておらず、外科では組織や臓器を把持するために使用します。
耳掃除のときは、鉗子で乾綿を把持し、巻き付けて使用します。
ストッパーが指穴と指穴の間にあるため、把持したものが外れにくいつくりをしています。
鉗子綿棒を作るときは、乾綿一枚を1/4程度、必要な分だけちぎり把持します。
このときに、鉗子の先から乾綿の端までの隙間は5mmほど余裕をもたせましょう。
これにより、鉗子の金属部分が耳道内の皮膚に直接触れることを防ぎます。
鉗子に乾綿を巻き付けます。
乾綿の根元をきつく押さえながら巻くことで、耳道内へ乾綿の落下を防ぎます。
できあがりです!実際に耳道内を掃除するときは、鉗子綿棒に洗浄液をつけて行います。
痛みの少ない鉗子綿棒を作るように心がけましょう♪
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