わんにゃん通信No.3384「似ているので、比較してみましょう!」
②
①精巣(写真左)、精巣上体(写真右)です。
精巣の精細管内の外周から中心へ向けて、精子が形成されているのがわかりますね。
テストステロン(等のホルモン)を分泌することも覚えておきましょう。
精巣上体では、精子の成熟・貯留が行われます。
それを頭に入れて標本を見ると、納得できる部分があるのではないでしょうか。
②脾臓(写真左)、胸腺(写真右)です。
脾臓で紫色の粒の塊に見えるところが白脾髄で、リンパ球を主とする免疫細胞の集まりです。
Bリンパ球(B細胞)が分化成熟して、形質細胞となる場であることを覚えておきましょう。
また、その周囲を囲むように赤色の粒の塊に見えるのが、赤脾髄です。
赤脾髄では、古い赤血球がマクロファージにより貪食されます。
ヘモジデリン(黄褐色の色素)が見られるのは、そのためです。
動物種差がありますが、赤脾髄では血液の貯留も行われます。
胸腺はTリンパ球(T細胞)の分化・成熟などの免疫系にかかわる一次リンパ器官です。
大量のリンパ球が存在するので、紫色の粒がたくさん詰まった組織として見られます。