湘央医学技術専門学校
臨床検査技術学科
湘央生命科学技術専門学校
応用生物科学科
救急救命学科
愛玩動物看護学科
入学案内
学園について
湘央医学技術専門学校
湘央生命科学技術専門学校
愛玩動物看護学科ブログ

愛玩動物看護学科

ブログ

わんにゃん通信No.1171「涙の量」

こんにちは。   動物看護コース2年生の動物臨床検査学実習Ⅱにて、学校犬の眼科検査を行いました。 眼科検査にも様々ありますが、今回は涙液の量を調べるシルマー試験を実施しました。   シルマー試験とは、涙の分泌量を測定し、適正か異常はないかを目視で行うものになります。 短冊状の試験紙を下瞼と眼球の間に挟み、1分間待ちます。   犬の正常値は1分間で15mm以上です。 その数値以下になりますと乾性角膜炎の疑いまたは診断されます。   重度の乾性角膜炎になると1分間の涙液量は5mm以下です。 その場合、人工涙液やヒアルロン酸の点眼が必要になってきます。   人の場合ですと、正常は10mm以上、5mm以下はドライアイと診断されます。 学校犬の検査と同時に学生K君が体を張って測定しました。   される側の経験をしておくことも大事な事だと思います。 S君に試験紙を入れられるK君。 1分間は意外と長い!   結果は・・・ 右目は正常でしたが、左目は7mm/min。グレーゾーンでした。 自分の眼の状態が分かってよかったですね。   学校犬は5匹とも正常でした。   保定する人は、どうすれば実施者がスムーズに作業出来るか考えながらやりましょう。 K君は左目に潤いを...。   ↓↓クリックお願いします