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わんにゃん通信 No.857「検体検査」

何を覗いているのかしら?   何が見えますか?   真剣な表情で何かを覗いています!   1年生の動物看護実習で尿検査を行いました。   尿は全身を循環している血液から腎臓で作られます。 尿検査では尿の原料である血液の状態を知ることが出来るので、泌尿器系の疾患だけではなく全身性の疾患の発見にも役立つ大切な検査です。   採尿した尿は、まず色調、混濁の有無、尿比重などの一般性状についてチェックします。   比重はタンパク比重計(屈折計)で計測します。 採光板を開き蒸留水を1滴プリズム面にのせます。 採光板を静かに閉じてのぞき、境界線の目盛りを確認します。   調整が終わったら蒸留水を拭き取り、遠心後の尿の上清を1滴プリズム面にのせます。   採光板を静かに閉じてのぞきます。   目盛りを読んで比重を計測です。正常値でしたか?   尿検査ではこのような物理学的性状検査や尿試験紙を用いて、尿に含まれる糖やタンパク、ビリルビンなどの化学物質について調べる化学的検査も行います。 顕微鏡学的検査では、肉眼では観察することができない尿中の尿沈渣(固形成分)を顕微鏡で調べます。 尿沈渣には結晶や細胞成分、尿円柱、細菌などが含まれています。 これらの検査結果を総合的に判断することでより多くの情報をえることができます。   正確なデータを素早く出来るように練習して下さいね♪   ↓↓クリックお願いします