湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

Tag Archives: 臨床微生物学実習

検査以外のお仕事

髙橋です

 

皆さんは臨床検査技師は検査だけではなく「検査を目的とした検体の採取」が

行えることはご存じでしょうか?

 

臨床検査技師が行うことができる検体採取として、「採血行為」は有名ですが、それ以外にも

・スワブ(綿棒)を用いた肛門部からの便の直接採取

・鼻腔、鼻咽頭、咽頭拭い液、鼻腔吸引液等の採取

を行うことができます。

 

ということで、2年生の「臨床微生物学実習」で

鼻腔、肛門部からの綿棒を用いた検体採取の実習を行いました!

 

どちらも採取用モデルを使用

 

特に鼻腔からの検体採取は、インフルエンザやコロナの際に行われるものと同じで

当時の苦しみ(?)を思い出しながらやっていた学生さんもいました。

 

苦しくなくスムーズな検体採取も臨床検査技師のスキルです。

手順や知識をしっかりと復習しましょうね。

 

↓↓クリックお願いします


ゴールデンウィークも終わり・・・・・・

たかはしです。

 

ゴールデンウィークも終わり、今週から3年生は臨地実習がスタートし、1,2年生は授業再開しました。

学生からも臨地実習先からも特段連絡がないので、大きな問題もなく臨地実習が始まったことでしょう。

将来臨床検査技師として働くために、4ヶ月間臨床現場を体験していてください!

 

2年生は今週は"臨床微生物学実習"の2回目です。

2回目の実習項目は通性嫌気性Gram陽性球菌

「通性嫌気性=発育する環境の酸素濃度に関わらず増殖できる」

「Gram陽性球菌=Gram染色操作で陽性に染まる球形の菌」

 

今日は"Gram染色操作"と"分離培養"を行います。

"培地"と呼ばれる栄養の入った寒天に菌を塗りつけ、37℃で加温しながら1晩放置することで菌が増殖して

"集落(コロニー)"と呼ばれる菌の塊を培地上に形成してくれます。

さまざまな種類の培地があり、色も多数。

 

明日明後日で、分離培養で得られた菌を用いてその菌がなんという菌なのか?を

調べる"同定検査"を実施します。

 

これからどんどん暑くなる時期で、白衣を着てガスバーナーを使う実習は大変だと思います。

暑さに負けず頑張りましょう!

 

↓↓クリックお願いします

 


雨の季節

髙橋です。

 

今週は雨スタートです。

平年は6月の2~3週目に梅雨入りだそうで

神奈川もそろそろ?

と思った矢先、本日より関東地方は梅雨入りだそうです。

 

ジメジメした気候の中、本日の2年生の授業は「臨床微生物学実習」です。

 

今回は

通性嫌気性Gram陽性球菌その②

Streptococcus属(レンサ球菌属)

Enterococcus属(腸球菌属)

の検査の実習です。

 

3日間かけて行う実習で、初日の今日の内容は

・配布検体中の菌を顕微鏡で観察する「Gram染色」操作

・配布検体中の菌の量を増やす「分離培養」操作

・配布検体中にどれくらいの量の菌がいるかを調べる「半定量培養」操作

を行いました。

 

↓ 本日「分離培養」「半定量培養」操作で使用した培地

 

カラフルな培地ですが、

それぞれどのような菌を増やすために使うのか?

菌のどのような特徴がわかるのか?が違います。

 

微生物検査は数多くの菌や培地の特徴を覚えておかなければならないので大変ですが、

学生の皆さんは国家試験までにこつこつと頑張って覚えましょうねー!

 

↓↓クリックお願いします