湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

Tag Archives: 臨床化学実習

臨床化学実習~自動分析装置~

mizuです。

 

本日は臨床化学実習で自動分析装置を使った測定です。

*写真を撮りに行ったらすでに測定が終わっていて、やっている風をお願いしてパチリ

これはヤラセか。。。←嘘がつけない(;^_^A)

 

実際の医療施設では

大型の測定装置で様々な項目を同時に測定

かつ、搬送システム(プラレールのような感じ)で検体が移動していきます

 

自動血球算定装置もあっという間に測定できてしまいましたね

大量の検体を短時間に測定するという意味では自動分析装置にはかないません

でも、エラーが出た際や、予想を超える測定結果が出た場合など

非常事に対応できるかが大切

 

気がつく、考えられる臨床検査技師をめざして頑張りましょう♪

 

↓↓クリックお願いします


臨床化学実習・臨床酵素

Wです。

疾患臓器や細胞傷害の指標として測定される血清酵素を

『臨床酵素』といいます。

 

実習では●酵素反応速度測定装置[ 恒温セルを有する分光光度計に

レコーダーを接続して吸光度変化を反応開始0分から記録≒初速度分析 ]

を用いてALP(アルカリホスファターゼ)の反応速度を測定しました。

4-ニトロフェニルリン酸を基質とする方法で

生成物の4-ニトロフェノールの生成初速度(ΔAbs405/min)と

モル吸光係数εからALPの反応速度[U/L]を計算しました。

*酵素濃度が2倍になると反応速度(直線の傾き,ΔAbs405/min)が2倍になります。

測定結果を●グラフに示すと

反応初速度V(≒Vmax)と酵素濃度[E]は比例しました。

結論として

0次反応条件([S]≫Km)下では

酵素の反応初速度V(≒Vmax)を測定することにより

酵素濃度[E]の定量ができることを確認しました。

 

↓↓クリックお願いします


実習続き

Iです。

今日は朝から暑く

歩いてると汗が...なんてことも

 

今日も2年生は実習day

昨日と今日で実習続きでお疲れの様子

それでも頑張って取り組んでます!

今日は臨床化学実習です。

正確なデータを出すためやり直しをしているグループも

学生さんは疲れが出てきている様子ですが

あと少し頑張っていきましょう!

 

↓↓クリックお願いします


今日(5/1)も実習やってます

mizuです

 

実習が多くなった2年生

こちらは臨床化学実習の様子

血糖(ブドウ糖)の濃度測定を実施しましたが

ブドウ糖の濃さに比例して色が濃くなる酵素反応を利用しています。

*その手はギャルピース✌?

 

色の濃さ(=光を吸収する強さ;吸光度)を

「分光光度計」で測定して

濃度と吸光度の関係を表した検量線を作成します。

 

濃度が分からない試料も同じように反応させれば吸光度から濃度が求められる仕組み。

臨床の現場では他の検出法が主流ですが、未知濃度を求める考え方は一緒だよ

 

単に測定するだけでなく、検査値の

精度(再現性)、正確度(真値からずれてないか?)など

高いクオリティが求められるのが臨床検査

 

このクオリティはその手にかかっているのだが

どうかな??

 

↓↓クリックお願いします


臨床化学実習・自動分析装置

Wです。

 

病院では検体検査(一般/免疫化学/血液等)の大部分は『自動分析装置』を用いて測定し、精度管理(検査結果の質の保証)を行って臨床側に報告することになります。

 

学校では『用手法』で測定して測定原理や測定操作を学びますが、今回の臨床化学実習では自動分析装置【株式会社エイアンドティー】を用いてNa・K・Cl<イオン選択電極法>と血糖<GOD酸素電極法>を測定しました。

 

同一検体を多重測定(n=10)して同時再現性(CV%)を求めました。

また、各班サンプルの平均を比較して考察(溶血/抗凝固剤の塩/放置温度 などの測定値への影響)しました。

1班:血清

2班:溶血血清

3班:血漿(EDTA-2Na)

4班:血漿(ヘパリンNa)

5班:全血24時間室温放置後血清分離

6班:全血24時間冷蔵放置後血清分離

 

ところで、国家試験問題にも出題される自動分析装置に係わる下記の用語について病院実習を終えた3年生なら説明できますよね?

・シングルマルチ方式 (とスーパーマルチ方式)

・ランダムアクセス  (とクロスコンタミネーション)

・2波長法の特徴   (後分光方式)

・2ポイントエンド法 (検体ブランクや内因性共存物質の消去)

復習して下さい。

 

↓↓クリックお願いします