湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

Tag Archives: 培地

初の培地作成

Iです。

 

急に気温が下がり、肌寒くなってきて朝起きるのに時間がかかり始めました、、、。

東京地方では、昨年より早く木枯らし1号が発表されました。

秋から冬に変わっていくのを感じますね。

この寒さなのか、体調を崩す学生、遅刻が増えてきた学生がちらほらと。

 

昨日は1年生初めての微生物学実習でした。

初の培地作り、練習もしたからか中々うまく作れていました。

(実習風景の写真を撮るのを忘れてました、、、泣)

※培地は微生物などを培養していくのに必要になります。

微生物が成長するための環境が整っているものです。

 

作成した培地を来週の実習で使っていきます。

また新しい知識がどんどん増えていきますね。

 

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ジメジメの季節

高橋です

 

某ネットニュース情報では関東の梅雨入りもそろそろだそうで、

ジメジメした雨の季節が始まりそうです。

 

ジメジメといえばカビや菌の季節

 

臨床検査技師のお仕事には、病気の原因菌となるカビや菌を調べる「微生物検査」というものがあります

 

目に見えないくらいちいさーーーーい微生物(1/1000~3/1000mm程度)が

なんという微生物でどういう薬が効くのかを調べる検査。

 

検査する際には「培地」と呼ばれる微生物が増殖するために必要な栄養が含まれた寒天の上に

微生物を塗り付けて、温かいところで培養します。

 

1匹だと小さすぎてみえない微生物も、24時間培養すると微生物はどんどん増殖していって……

 

肉眼で見えるくらいの塊を作ります。(これをコロニーと呼びます)

 

このコロニーを使って、さらに様々な試薬や別の培地でこの微生物がどういう特徴をしているか

なんという微生物なのかを調べるのが、感染症の原因菌を調べる微生物検査です。

 

これから夏にかけて、食中毒などが流行し始める季節。

皆さんも目に見えない微生物に感染しないよう、感染対策はしっかりしてください。

 

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微生物&100日

髙橋です。

 

気付けば朝起きるのが億劫になってしまうほど寒い時期になってしまいました。

 

本日の1年生は、昨日、今日、明日と3日連続で「微生物学実習」を行っています。

今回は微生物がどのような酵素や物質を産生するかを調べるための「確認培地」の取り扱いです。

 

一般的に菌を培養する培地は「平板培地」と呼ばれる平たいシャーレという容器に入ったものですが、

「確認培地」は試験管に入った培地が多いです。

 

左:平板培地 右:試験管培地

本日確認培地に菌をうえ、明日培地の色や形の変化から菌の産生物の観察を行います。

3年生は後期本試験を終え、今週から国家試験対策授業である「臨床検査総合演習」が始まりました。

 

授業終了後は朝テストの解説の時間

その後も残って勉強する学生の姿も・・・・・・

国家試験(2023/2/15(水))まで残り100日を切りました。

これからが精神的にも肉体的にも一番きつい時期かと思います(体験談)

 

体調管理に気をつけてがんばれ3年生!!

 

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雨の季節

髙橋です。

 

今週は雨スタートです。

平年は6月の2~3週目に梅雨入りだそうで

神奈川もそろそろ?

と思った矢先、本日より関東地方は梅雨入りだそうです。

 

ジメジメした気候の中、本日の2年生の授業は「臨床微生物学実習」です。

 

今回は

通性嫌気性Gram陽性球菌その②

Streptococcus属(レンサ球菌属)

Enterococcus属(腸球菌属)

の検査の実習です。

 

3日間かけて行う実習で、初日の今日の内容は

・配布検体中の菌を顕微鏡で観察する「Gram染色」操作

・配布検体中の菌の量を増やす「分離培養」操作

・配布検体中にどれくらいの量の菌がいるかを調べる「半定量培養」操作

を行いました。

 

↓ 本日「分離培養」「半定量培養」操作で使用した培地

 

カラフルな培地ですが、

それぞれどのような菌を増やすために使うのか?

菌のどのような特徴がわかるのか?が違います。

 

微生物検査は数多くの菌や培地の特徴を覚えておかなければならないので大変ですが、

学生の皆さんは国家試験までにこつこつと頑張って覚えましょうねー!

 

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