湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

Tag Archives: タスク・シフト/シェア

タスク・シフト/シェア講習会【湘央版その2】

mizuです。

 

タスクシフト講習会の続きです。

(内容がてんこ盛り)

 

お昼休みを挟んで講習会の再開です。

今度は【直腸肛門検査】

シミュレーターを使ったトレーニング。

患者さんへの声掛けなども大切です。

 

テーブルに分かれて各自で練習してもらうときのシミュレーターがこちら。

*くちびるにしか見えない。。。

 

続いて【消化管内視鏡検査で組織検体を採取する行為】

生検鉗子の扱いが結構難しい。

手元で鉗子の先端を開いて閉じて、組織片を摘み取ります。

閉じた状態で引き抜いていくのですが、

採取した組織片を途中で落としてしまいそうで、かなりの練習が必要な様子。

 

医師との連携プレーが必須で、確認の声出しがないと上手くできません。

コミュニケーション大事

技術を習得する意欲も大事

 

でも、知識と技術が身についていくのを体感できるのは

モチベーションにつながると感じるひと時です。

 

そして講習会はまだまだ続く。

 

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タスク・シフト/シェア講習会【湘央版その1】

mizuです。

 

タスク・シフト/シェアとは医師の業務を他職種に一部を任せる「業務移管」で、

2022年度入学生からスタートしたカリキュラム内容に含まれます。

一部の学生に別途講習会が実施されました。

 

先月末に実施予定だったのですが、台風で延期となり、先日実施となりました。

その様子を紹介します。

 

始めに実務委員のY先生とI先生からガイダンス

 

【持続皮下グルコース検査】からスタート!

まずは稲福先生からのレクチャー

実際にどうやるか、患者さん対応など「なるほど」な学びがたくさん。

その後、実際に自分たちでやってもらいました。

初めての事って楽しい♪

 

お次は【喀痰を吸引して採取する行為】

たかかチューブ、されどチューブ。コツをつかみつつ

クルクル回転させながら挿入する感じ。

その扱いに慣れるまでトライしていました。

 

このようなことまで出来るようになったのかと。

時代の流れを感じるカメラマンの私でした。

続きは後日のブログで!

 

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官報と国家試験

Wです。

「官報」は明治16年(1883年)7月2日に第1号が創刊された国の広報

(現在は内閣府が編集、印刷及び普及等の業務を国立印刷局に委託)で

インターネット版(1999年11月)も公開されています。

 

令和6年9月2日の官報・本誌(第1297号)に厚生労働省から

臨床検査技師国家試験等の施行について報告がありました。

 

<第71回臨床検査技師国家試験>

・試験期日:令和7年2月19日(水曜日)

・合格者の発表:令和7年3月21日(金)午後2時に

厚生労働省ホームページに受験番号を掲載して発表

 

新カリキュラム移行後初めての、すなわち「改正医療法」による

タスク・シフト/シェアに関する業務が追加された国家試験となります。

詳しくは『令和7年版 臨床検査技師国家試験出題基準』を参照して下さい。

 

例えば、私が担当する「臨床化学」の出題基準には

糖質の検査/血糖の備考欄に持続皮下グルコース検査として

・持続グルコースモニタリング<CGM>

・間歇スキャン式持続グルコースモニタリング<isCGM>

が追加されました。

 

皮下にセンサーを装着するだけで、持続的(最長14日)に

間質液中のグルコース値を確認できる医療機器です。

糖尿病治療の血糖管理法が変化し、保険適応となったことで一気に使用が拡大しました。

 

なお、追加業務の国家試験対策については授業内で教員が対策しますので

心配ないですよ。

 

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