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薄切操作

髙橋です。2013MayThs.gif

 

昨日のブログで病理組織細胞学実習の内容をご紹介しましたが、「薄切操作」の作業の流れについて今日はご紹介します。

 

pict-ミクロトーム全体像.jpg

これが臓器を薄ーーーーく切るための機械である「ミクロトーム」と呼ばれる機械です

 

↓↓クリックお願いします


左上に刃がついています。

pict-ブレード.jpg


ちょっとでも触っただけでスッパリ切れるくらい切れ味抜群、気をつけて!!

 

pict-ブロック.jpg

こちらが臓器をロウの中にいれて固めた「ブロック」というものです(真ん中の茶色いものが臓器です)。

 

このブロックをミクロトームにセットして、刃を前後に動かして約5μm(1μm=1/1000mm)にカットします。

 

こんな感じ


pict-薄切1.jpg


pict-薄切2.jpg


pict-薄切3.jpg

 

切り出したブロックは水の上に浮かべて

pict-水槽.jpg

 

スライドガラスに貼り付けます。

標本貼pict-り付け後.jpg

 

このスライドガラスに貼り付けた臓器に色をつけることで、臓器の構造や異常(腫瘍や癌など)を観察するのが病理検査。

一件簡単そうに見えるかもしれませんが難しいです。


上達への近道は練習あるのみ!