湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

献血と輸血

髙橋です。

 

昨晩から今朝にかけて天気予報では雪が降るとのことでしたが、朝外を見てみたら快晴。

交通機関に影響がなくてなにより。

 

無事登校できた1,2年生は後期本試験の前半が終わり、土日をはさんで来週から後半戦です。

試験期間だからといって毎日寝不足になるまで勉強している学生もいっぱい?

日頃の積み重ねが大事と身に染みたでしょう。

 

今朝の1号館の入口の様子

そう、みなさん一度は見たことがあるであろう "献血車" です。

 

献血と臨床検査技師には深ーい関わりがあります。

それは検体検査の一つである "輸血検査" です。

 

輸血とは

「血液成分の不足を自他の血液から補う治療法。通常、他人の血液から調整された輸血製剤を点滴投与することを指す。」(参照:wikipedia)

 

この "輸血" の際に重要となるのが "他人の血液をその人に投与してもいいか?" です。

適さない誤った血液を投与してしまうと、体の中の血液が壊れたり固まってしまったり、場合によっては全身の臓器に障害を起こすことがあります。

患者さんの血液とその人に投与する血液を調べて、投与しても問題が起こらないかどうかを調べるとっても重要な検査が輸血検査です。

 

献血では通常、成人で400mLが採取されますが、献血をする際にはさまざまな条件が定められています。

年齢や体重、血圧、血液の成分などはもちろん、献血の際の本人の体調なども考慮されます。

 

臨床検査技術学科の学生のなかにも、献血に協力しようという人がいたみたいですが

まさかの "寝不足" によりNG、という残念な結果になったそうで。

 

試験期間が終わって、万全の体調の時に是非また献血にご協力を!!

 

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残り21日

Sです。

 

3年生の皆さん。臨床検査技師国家試験まであと21日です。

もう21日しかありません。

たったの21日です!!

 

話は変わって今日の朝方、小田急線で人身事故があり電車が遅延していました。

皆さんそれぞれ使う路線が違うので同じ条件とは言えませんが、小田急線を使用していても時間内に登校できた人もいれば、遅刻した人もいました。

 

もし、今日が臨床検査技師国家試験当日であったらどうなっていたでしょう。

慌てて事故を起こすかもしれないですし、動揺して実力が発揮できないかもしれない。

あくまでも可能性の問題ですが無いとは言い切れません。

 

そうならないためにも朝は余裕をもって起床し、早め早めの行動を心がけましょう。

 

試験対策も同じです。早め早めに行動し、先を見越した勉強が肝要です。

 

21日後に3年生みんなが笑っていられるよう、今それぞれが出来ることを精一杯やりましょう。

 

がんばれ、3年生!!

 

 

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今が踏ん張りどころ!

内田です。

 

1、2年生は今週から後期本試験真っ只中、3年生は本試験は終わったものの、週末の模擬試験、そして国試まで残すところ20日と息苦しい毎日に追われています。

更に、一部の3年生は合間を縫って就活にと、更に追い立てられています。

でも・・・此処が踏ん張りどころですよ。

 

1,2年は後1週間、3年は後20日頑張れるか頑張れないかでその先が大きく分かれます。

3年生は特にです。

 

自身も含め、諸先輩方も通った道です。

応援してます。頑張って下さい。

“ もう十分頑張ってますよ~っ ” の声が聞こえて来そうですが、あえて言います。

頑張って下さい!

 

誰のためでなく、全ては自分のためですから。

全員笑って、1,2年は新学年を、3年生は卒業式を迎えられる事を期待してます。

 

ただし、インフルになど罹らぬ様に予防、対策もキッチリと御願いします。

 

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「気分転換」

Uです。

今年もメジロが訪れる季節になりました。

 

餌(みかん)を用意してやると、必ずペアーでやってきます。

 

大きなヒヨドリがやってきても、ひるむことなく果敢に追い払って餌をつぐんでいます。

一匹が見張って、他の一匹が夢中で餌をつぐむ姿も見られます。

とてもほほえましい光景です。

窓越しに観察していると、とても癒やされます。

 

後期試験(1,2年生)、国家試験(3年生)を控えて大変でしょうけど、時には自然に目をやるなどして

気分転換しながら頑張って下さい!

 

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好きな細菌

こんにちは、吉川です。

 

最近(細菌)よく学生さんから、好きな細菌は何ですか?と聞かれます。

私は色々な細菌が好きですが、数多くの最近の中で最も好きな菌種がBacillus属になります。

 

Bacillus属は、枯草菌(Bacillus subtilis)、食中毒の原因菌となることがあるセレウス菌(B.cereus)、炭疽の原因菌である炭疽菌(B.anthracis)、腐そ病菌(B.larvae)などを含み、現在(LPSN)では約300種、7種の亜種が登録されています。

 

Bacillus属菌は、芽胞を形成する菌で、その為熱や乾燥に対する抵抗性が強く、通常100℃の高温にも耐える為、滅菌・消毒には注意が必要な菌種です。

 

好気性または通性嫌気性の有芽胞菌で、新鮮分離株ではグラム陽性を示すが、菌が古くなるとグラム染色性が不定または陰性に染まる場合が有ります。

同じく代表的なグラム陽性有芽胞菌にClostridium属という菌が居ますが、この菌は嫌気性菌なのでそこがBacillus属との鑑別・相違となります。

 

そして、カタラーゼ試験では殆どの菌が陽性で、至適温度は菌種により異なり、5~60℃と幅広いです。

主にヒトに病原性を示す菌種にB.anthracisB.cereusがあります。

炭疽菌(B.anthracis)は炭疽の病原体で人畜共通感染症であり、四類感染症として届け出が必要な菌種になります。

 

日本ではバイオセーフティレベル3に分類され、バイオテロの危険があることから二種病原体等にも指定されており、所持等の許可も必要となっています。

この菌は、1.5~3μmのグラム陽性桿菌で、鞭毛を持っていない点が他のBacillusと異なります。

 

通性嫌気性で普通寒天培地や血液寒天培地で37℃に急速に発育します。

コロニーは、血液寒天培地上では直径2~5mmの大きさで、非溶血性粘着性があり、辺縁が縮毛状の集落(メズサの頭様コロニー)を形成します。

生化学的性状のみでは菌種の同定に至らないため、アスコリテスト、パールテスト、γファージテストなども実施することもあるそうです。

 

セレウス菌(B.cereus)は土壌、空中、水などの自然環境に広く分布しているグラム陽性の桿菌になります。

短径が1.2μmのグラム陽性桿菌で、中央に芽胞を形成します。

B.anthracisとほぼ同様の形態を示すが、莢膜を欠き運動性を有する点で鑑別できます。

 

通性嫌気性で、普通寒天培地や血液寒天培地に発育し、指摘発育温度は30℃前後、ヒツジまたはウマ血液寒天培地でβ溶血性を示します。

一般的には非病原性ですが、免疫不全やカテーテルなどのデバイス使用の場合に、医療関連感染として敗血症などを発症する場合があります。

また希に、毒素型食中毒の原因菌となることもあります。

 

先週、自分の顔(表皮)を滅菌綿棒で擦り、それを普通寒天培地にて37℃、48~72時間、好気培養したところBacillus属と思われるコロニーが見られました。

 

↓少し見づらいですが、赤い線で囲ったベタッとした乳白色のコロニーがそのコロニーです。

 

グラム染色をしてみると、

かなり見づらいとは思いますが、グラム陽性桿菌及び芽胞が見られました。

 

芽胞はグラム染色では染まりにくいため色が抜け、背景のグラム不定のものも含めてBacillus属と推定しました。

グラム染色で陰性に染まったり、芽胞だけの状態や、栄養型の菌体が混在していて、とても美しい標本となりました。

芽胞を染め分ける場合は、メラー法やウィルツ法などの特殊染色を用いると染めることが出来ます。

 

因みに他のコロニーを調べたところ、菌種はCNSでした。

 

写真に関して、もっと高画質のものが見たければ放課後にでも声を掛けて下さい。

何時間でも見せてあげます。

 

皆さんもBacillus属みたいに強く芽胞を持ったかの様な芯の通った人間に成長出来ることを期待しております。

 

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崖っぷち(頑張る姿)からの勝利

こん〇〇はH.Tです。

 

テニス全豪オープンの錦織圭

5時間5分の死闘

絶体絶命の窮地から勝ち上がる姿

感動しました。

 

中2日  疲労回復せず、ジョコビッチに完敗(途中棄権)

しかし、崖っぷちから這い上がる姿に拍手!!

お疲れ様でした。

 

国家試験を控える3年生

自分の力を信じ「頑張る姿」こそ眩しく、人生で忘れる事が出来ない経験だと後から気が付くと思います。

貴重な体験をプラス思考で乗り切ってください。

あとわずかゴールに向かって頑張って!!

 

来週期末試験の1年・2年生

すぐにやって来る国家試験

今から準備かな!!

 

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後期最終授業

Wです。

 

来週月曜日から1・2年生は後期試験が始まります。

担当する3科目は小テストを実施して学習ポイントを確認してきたので、完全解答を復習しておけば合格できるはずです。

結果に期待していますよ。

 

生化学:小テスト⑦[糖質の代謝]/⑧[アミノ酸・蛋白質の代謝]/⑨[脂質の代謝]

臨床化学:小テスト⑤[NPN]/⑥[ビリルビン]/⑦[リポ蛋白]/⑧[血清脂質]

臨床化学実習:小テスト④[Na・K・Cl・Ca]/⑤[BUN・CRE・Bil]/⑥[TC・TG]

 

3年生の国試対策授業も残すところ90分×6コマとなりました。

良問を選んで問題演習をしますので誤答した問題は必ず復習して補填して下さい。

1科目1問正解を増やせば10問・正解率5%アップですよ。

 

健康には留意して最後の追い込みだ!

 

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味覚

hiraiです♫

 

今日は何の日?「カレーの日」だそうです。

1982年1月22日に全国の小中学校の学校給食に、カレーが提供されたことが由来だそうです。

 

我が家のカレー作り担当はもっぱら主人で、タマネギを飴色に炒めたり、なにやらスパイスを投入したり、最近では人気のカレー店のレシピ本による本格カレーまで作ってくれます。

 

ところでカレーは翌日になるとおいしくなると言われていますが、これは肉や野菜の「うまみ」がカレールーに溶け出すからからだそうです。

 

本日のタイトルに強引に持って行きますが、味覚は苦み、甘み、酸味、塩味、うま味という5種類の基本的な味を感じる知覚です。

そしてそれを感知するのが「味蕾」です。

 

味覚情報は舌の前方2/3は顔面神経、舌の後方1/3は舌咽神経の指令により視床によって中継され、大脳皮質の味覚野に伝わります。

 

ただし!食べ物の味は舌が感知する味覚だけではありません。

調理の音(聴覚)、料理の香り(嗅覚)、色彩(視覚)、食感(体性感覚)などもとても大切です。更に好みや記憶、誰と食べるかなども関係します。

 

この時期の体調管理にはまずはやはり栄養価の高い食生活と十分な睡眠。

春はそこまで(花粉と共に)やってきています。

 

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試験

こんにちは、吉川です。

 

1・2年生は後期の授業が今週で終わり、来週からは後期本試験となります。

3年生は第65回臨床検査技師国家試験まで一ヶ月を切りました。

他の先生もブログに書いている通り、ここからが本番になります。

 

ですが、今まで頑張ってきたのですから先の結果をのことばかり気にせず、今できることを精一杯頑張りましょう!

留年したらどうしよう、国家試験に受からなかったらどうしよう等、色々考える時間があったら勉強に集中し、時間を効率よく使うことが大切だと思います。

成るようにしかならないと考え、ポジティブにいきましょう!

 

また、本校でも遂にインフルエンザに罹患する学生さんが出てきました。

マスク、手洗い及び消毒、適度な換気や湿度を保つこと、体調管理などが大切になってきます。

少しでも体調が悪ければ病院に行くなり、休むなりし無理は禁物です。

罹患・悪化して試験を受けられない、ということは避けたいですね。

 

もうじき2月になり、今年度もラストパートですので頑張りましょう!

 

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あと10日で

高橋です。

 

来週から1月も後半。

つい先日に2019年を迎えた気がします。

時間の経つのが早いこと早いこと。

 

諸先生方も書かれてますが、1,2年生は28日から本試験です。

本試験まであと10日。

後期の盛りだくさんの授業・実習の内容をあと10日で仕上げなければ成りません。

やばい・・・と思った学生さんは、今すぐ試験勉強を始めましょう

 

今からやっても間に合わない

ではなく

今すぐやり始めないと間に合わない

です。

1分1秒を無駄なく過ごしてくださいね。

 

体調不良を訴えてお休みしている学生さんも各学年増えてきています。

朝も寒くて起きられない学生さんもいらっしゃるかも?

 

全学年とても大事な時期。

勉強ももちろん大事ですが、しっかりご飯を食べて十分な睡眠をとるよう心がけましょう!

 

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