湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

実習機器・マイクロピペット

Wです。

 

病院では検体検査[免疫化学/一般/血液]はほとんど自動分析装置ですが、学内実習では<用手法>で測定原理や測定操作法について学んでいます。

 

例えば、未知濃度検体の濃度の求め方の一つに濃度既知の標準液と比較する<相対分析>があります。

検量線を作成して読み取るアレ(詳細は略)です。

 

<検量線作成法>には2通り(濃度勾配の設定の仕方)あります(2・3年生は分かりますよね)。

①標準液の希釈系列を作成する方法 → あとは標準操作法で測定するだけ

②標準液[一濃度だけ,希釈はしない]のサンプリング量を変化させる方法 → 総反応液量も変化するので容量補正が必要(誰ですか計算が分からないとは?)

 

特に②の方法はマイクロピペット(写真,10~100μLの間で容量可変)が正しく使えないと検量線は原点を通る直線になりません。

バラツキが大きい人は精密電子天秤を使って検定しましょう。

20.0μLなら0.0200gとなるはずですから。

道具(実習機器・設備)は正しく使いましょう。

 

 

余談です。

前回の続きで、現在水廻り4点のリフォーム工事中です。

 

浴室は完成しました。

 

今週は台所です。昨日解体したので何もありません。

 

カセットコンロとフライパン1つで出来るメニュー、今夜は「豚の生姜焼き」に決定です。

 

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認知症予防の日

hiraiです♬

 

先日、アルツハイマー病の新薬がアメリカで承認されたというニュースが流れました。

医学の日進月歩へのたゆまなき努力には本当に頭が下がります。

 

くしくも今日6月14日は「認知症予防の日」だそうで157年前の1864年、

アルツハイマー病を発見したドイツの精神科医アルツハイマー博士の誕生日でもあるそうです。

51歳でその生涯に幕をおろしましたが、彼の名の付いた疾患はドクター達にたくさんの研究テーマを残したといえます。

 

私が生きている間に治療法は確立されるのでしょうか。。。

 

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暑さ対策

内田です。

 

ここ数日、うだるような暑さが続いていますが学生諸氏の体調は如何でしょうか?

室内にいても何となく蒸し暑く、一歩外に出ると・・・。

16時を過ぎてすこしは・・・と思いきや、日陰は風があると多少涼しくはありますが、陽向は太陽がまぶしいくらいに。

 

明日も暑い一日になりそうです。

 

マスクのせいで余計暑さを感じます。

早めの水分補給など、暑さ対策を万全にして体調管理に努めて下さい。

 

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笑顔

こん◯◯はT.Hです。

 

6月と言えば梅雨

紫陽花・水無月・田植え・ビワ・青梅などなど

鬱陶しい時期こそ「笑顔」を心がける気持ちの余裕がほしい

 

 

<いい言葉は人生を変える>より引用

毎日・・・

『嬉しい』『楽しい』『面白い』『幸せ』

と笑顔で言い続けたら

それを言う人、聞く人どちらも

どんどん元気になります。

こういう人を見て『お前には苦労がないのか』

と言う人がいます。

実際は苦労をしてきた人ほど顔には出さず笑顔の重要性を

しっかりと認識しているものです。

どんなときも

笑顔を忘れないでいたいですね。

 

学業はもちろん新型コロナウイルス対策、ワクチン接種等

時は進んでいます。

「笑顔」を忘れず頑張る姿を期待しています。

 

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撮り鉄じゃなくて撮り血

mizuです。

 

今回の実習は血球の特殊染色です。

種類の鑑別が難しい血球が持つ特定の成分だけを染色。

白血病の分類などでは欠かせない染色です。

 

実習ではペルオキシダーゼ染色を行い、各血球の形態をスケッチしました。

 

ちなみにこんな感じで染まりまして、褐色気味の顆粒があれば陽性です。

2時の方向がリンパ球→陰性

5時の方向が単球→弱陽性

10時の方向が好中球→強陽性

です。

 

正常な末梢血なので、わざわざ特殊染色しなくても見分けはつくのですが、

出現頻度の低い好塩基球は陽性顆粒も少なく見つけるのに手こずりました。

 

こちらは貴重な?POD陽性顆粒が見える好塩基球です。

 

濃厚な血液実習月間も一区切り。ちょっと一息つけるかな。

 

話は変わりますが、顕微鏡で見る細胞の写真撮影はこだわりが出ます。

特に病理検査を担当される先生方が撮られる写真はとってもキレイ⭐︎

とてもその域までは到達できませんが、、、

 

ちなみに通勤時に、プロ?の方々がこぞって撮っている何だかわからない電車をつられて撮ることもある。笑

何のために撮っているのか?

撮り鉄気質が少しあるのか?

 

ま、引き続き、撮り血🩸として観察を続けます。

 

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専門用語

Wです。

 

現在、我が家(築25年)はリフォーム工事(外壁屋根の塗装は2度目)をおこなっています。

新築時の大手住宅メーカー[○井ホーム]ではなく、評判の良い塗装業者に依頼しました(見積り額が100万円も違ってビックリ)。

 

日報では作業工程が詳しく説明され、仕事も丁寧で仕上がりも素晴らしいものです。

日報にあった『ケレン』?の作業内容を尋ねたときも

①下地処理のこと。剥がれて古くなった塗料を落とす作業。

②塗料の付着性が向上するので絶対に省略できない重要な工程。

との的確な説明でした。

 

塗装技能はもちろん、顧客とのコミュニケーション能力も最高の職人さんでした。

 

 

この検査は何のためにおこなうのですか?

専門用語を患者さんに分かり易く説明することも臨床検査技師の仕事です。

熟知していないことは説明できませんから。

 

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言い間違え

hiraiです。

 

3歳のお孫ちゃんは時々変な言葉を発します。

タンポコ → 一緒に歩いた時に目に付いた「タンポポ」のこと。

カペオレ → 最近お気に入りのドリンク「カフェオレ」のこと。

 

内容によってはママの通訳がないとまったくわからない時も多々ありますが…

本人は必死にお話をしているので、やっぱりかわいくて許せちゃうのです。

 

ところで、学生さんのレポートを見ていると、

ん?この単語は何だろう?どういう意味なんだろう?読めない…

と摩訶不思議な気持ちになることがあります。

 

本人は必死に書いているのでしょうが、

どんなにかわいい学生さんでも意味が通じないでは評価ができません。

どうか提出する前はよ~く確認をしてからお願いしますね。

 

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タラコ・イクラ・キャビア

mizuです。

 

血液実習は血球の形態観察に突入しました。

まずは血液を薄くスライドガラスに引き伸ばす塗抹標本の作製。

 

みんな結構上手にできちゃいました。

 

そして観察です。

白血球のうち、顆粒球3種類は細胞質のツブツブ顆粒がポイント。

 

好中球はタラコ(でも顆粒は見えづらい)

 

好酸球はイクラ(ツブツブはっきり見えます)

 

好塩基球はキャビア

*本来の色とは異なる色に染まる異染性という現象が見られます

出現率も1%前後と貴重!?

キャビアも貴重だね

*それにしてもスマホってすごい。ここまでよく撮れるものだ。

 

H先生の例えはいつも「なるほど」と、なります。

最後の口頭試問でだいぶ把握できたのではないでしょうか。

 

これから先は特殊染色に異常細胞の観察と、血球形態の沼に入っていきます。

特徴的な形を捉えること。

よく見て共に学びましょう。

 

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ホップ・ステップ・ジャンプ

こん◯◯はT.Hです。

 

4月12日(月) 授業開始

気がつけば5月下旬

 

1年生も学園生活になれ始めそろそろやんちゃな姿が見え隠れ・・・

小テスト勉強と時間的な余裕があまりない状態

2年生は各種実習にレポート提出等で疲れ気味

3年生は臨地実習で社会の洗礼と貴重な臨床現場体験中

 

7月末からの前期試験が待っています。

8月末には臨地実習も終了

 

今はステップ開始

あと少しで前期のジャンプが待ち受けています。

 

目標は進級・国家試験合格!!

でも、湘央らしさを保ちつつ学園生活をすごしてください!!

やはり「湘央魂」かな?

 

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細工大好き

mizuです。

 

5月は毎週血液実習🩸

 

血球数算定を終え、今回は

「赤血球沈降速度」の測定です。

 

採血した血液をウエスターグレン管(血沈管)という管に吸い上げ、

真っ直ぐに立てて時間と共に赤血球層がどれぐらい沈むかを見る

とてもシンプルな検査。

 

シンプルなのですが、

なぜ沈むか?に深い意味が。

 

この3本(左からC,D,E)は同じ人(=私)の血液なのに沈む速さが違います。

わざと、結果に影響が出るよう小細工を仕掛けたのだ。

 

この血液を顕微鏡で見てみると。

C 赤血球連なってるぞ(連銭形成ともいう)

 

D Cと比べたら結構バラバラね。

 

E なんだか赤血球があつまっている!

 

沈む速さの違いは赤血球同士がくっつきやすいか?がポイント

 

レポート提出は来週。

2年生の皆さん。ヒントになったかな?

質の高い考察を期待してまーす。

 

ちなみにこの赤沈管は真っ直ぐに立てるのが元々の方法なのですが、

臨床の現場では時間短縮のためにわざと斜めに立てたりします。

 

検査法は常に進化している。

私の小細工も進化している。

 

進化と成長。学生の皆さんと一緒だね☆

 

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