髙橋です。
世の中は振替休日ですが、11/4(月)は平常授業、1年生は微生物day。
一般検査学実習(寄生虫)と微生物学実習を行いました。
一般検査学実習(寄生虫)では、便の中にどんな寄生虫卵および寄生虫があるのかを調べました。
今回はイヌネコの便を拝借して実習。
虫卵はこんな感じで保存中
検査の方法は人間の便を調べるのと同じ方法ですよー。(薄層塗抹法、MGL法など)
寄生虫の虫卵や虫体の検査は、その形を覚えなければなんの虫なのか鑑別できません。
今のうちに特徴を覚えてしっかりと見慣れておきましょう!
微生物学実習では、菌が産生する毒素の観察を行いました。
菌が産生する毒素は数多くありますが、今回は「溶血毒素」と「DNA分解酵素」をそれぞれの毒素の産生で色が変わる培地を使って観察します。
左:溶血毒素用「血液寒天培地」/右:DNA分解酵素用「トルイジン青加DNA培地」
2日にわたる実習の初日の今日は、毒素を産生するであろう菌を培地に植えるところまで。
実際にどのような毒素を産生するかは明日、培地に生えた菌を観察して行います。
初めての虫卵の観察や久しぶりの培地の観察、前期の授業の記憶を呼び起こしましょうね。