湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

  • Entry Date
  • 2012.11.30

“感覚のこびと”の計測法

加藤です。Kto2012Nov.gif

 

今日は1Aの生理解剖学実習でした。

1項目/1時限の実習、慣れましたか?(^_^;)

時間の使い方が上手になりましたね!(^_^)v

 

さて、実習ではいろいろな器具で"測る"検査技師のお仕事の基本を身につけて頂きます。

変わり種をご紹介しましょう。

pict-nogisu2.jpg

 

↓↓クリックお願いします

ちょっとわかり辛いですか?

拡大すると・・・

pict-nogisu.jpg

百合の "しべ"(雄しべ?雌しべ?)を計測中

計測部位を挟んでいる突起物をジョウ

見慣れた定規の下の0~10までの目盛り、バーニヤ目盛りと言います。

おいしそうな名前ですが、この目盛りで少数第1位まで計測できるんです!

 

実際の計測風景をご覧にいれましょう。

 

pict-pict-nogi syugi.jpg

ジョウが触れている指先はS君、本尺を持って計測しているのはK君

指の幅を測っているのではありません。

ジョウをスライドさせていき、2点と感じた時点を〇〇.〇㎜と測っています。

2点識別閾値といって、大脳皮質感覚野と触圧覚受容器との関連を調べる実習です。

"感覚のこびと"君が考察に登場しますが、こびと君をこの計測器で測ることはできません。

最後になりましたが、この計測器"ノギス"と言います。

医療用にはあまり使われませんが、基礎の実習ならではの風景を切り取りました。

モデルのS君、K君、ありがとうございました!(*^_^*)

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