mizuです
後期の輸血検査学実習が再開
最初は前期のおさらいも兼ねてABO・Rh血液型の判定
さらに予期せぬ反応が出てしまった時の解釈などを深掘りしました。
例えばA型にO型を輸血した人の場合は?
低γグロブリン血症なら?
不規則抗体を持っている人なら?
などなど様々な状況を想定した検体を使って実践して貰いました。

観察しているのは・・・A型にO型を輸血したときのパターン

一番左のカラムをよく見ると赤血球層が2つに分かれている。
試薬に反応した(凝集した)A型の赤血球が上に
反応しなかったO血球は下に沈んでいます。
mf(mixed field agglutination)とよばれる現象です。
他にも僅かな異常反応が見られる検体もあったのですが、
なんと、その違いに気づいた学生がいました!
難しくて気づけないだろうなぁ。。。と思っていたのですが
素晴らしい☆☆☆
成長を感じた瞬間です。
そういえば、いつもアンニュイなオーラを放っていたが、
輸血検査学実習になるとキラキラしていた学生がいたなぁ。
そんな彼女も今や就職説明会に来てくれるほど立派に。笑
楽しそうに過ごしている卒業生に会えるのは嬉しいものです。
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