mizuです。
今日は久しぶりの血液学実習
貧血の際に見られる赤血球の形態異常を一気に観察しました。

↑セットしてある標本をローテーションしながら観察です。
末梢血の赤血球形態はいたってシンプルですが、
形態異常を示す疾患もあるので、
形と疾患の組合せをしっかりと脳裏に刻むのだ。

たとえばこの赤血球↑
左は正常ですが、右には何か入っている。
この入っているモノは有名な「マラリア」です。
ハマダラカが媒介する寄生虫(原虫)で海外で感染して持ち込む輸入感染症の1つ。
検疫感染症の1つでもあり、四類感染症に分類されます。
感染しにくい血液型もありましたね。
輸血移植検査学の講義でも登場しました。
いくつもの科目と関連付けて理解すると良し。
1人の患者さんを様々な角度から見る検査結果を駆使して病気の原因にたどり着く。
血液検査だけで判断してはダメなんですよ~。
セットで理解していきましょう。
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