臨床血液学実習(染色)
 
臨床検査技師の業務のひとつである「検体検査」。
その中には、顕微鏡で作製した標本を観察するために「染色」が必要なものがあります。
 
ヒトの体に存在する物質は色がついていないものが多く、それらの形や構造を顕微鏡で詳しく観察するために、この「染色」が必須になります。
 
<染色なしの白血球>
 
<染色した白血球>
 
染色操作には、標本全体を染めるものや、標本中の特定の物質のみを染める染色などさまざま。
血液の他にも、臓器や菌、尿中の成分なども「染色操作」の対象となります。
 
検体検査に染色は欠かせない存在です!