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臨床化学実習①

Wです。   明日から2年生の臨床化学実習(生化学検査)が始まります。 糖質・タンパク質・酵素・脂質・電解質・生体色素(ビリルビン)など 血液化学成分の定量分析を行う分野です。   初回は血糖(ブドウ糖、グルコース)の測定です。 測定原理・臨床診断的意義の他、『検体取り扱い上の注意』について学びます。 血糖は採血後何もしないと赤血球が解糖系によりグルコースを消費して ATPを産生するため、経時的に減少します。 糖尿病型(空腹時126mg/dL以上)の測定値が正常型(100mg/dL未満)となったら大変です。 検査結果は医師が診断する際の「科学的根拠(エビデンス)」となりますから。   実習では(空腹時に抗凝固剤EDTA入り採血管に採血) ①採血直後に血球分離 (この測定値と②~⑤を比較) ②4℃放置後 ③室温放置度 ④血糖専用採血管(解糖系酵素の阻害剤入り)に採血 ⑤生理的変動・食後に採血 の5検体の血糖値を測定して、比較考察します。 測定原理<GOD・POD法(キノン色素呈色反応)>については 次回、ご紹介します。   ↓↓クリックお願いします