髙橋です
徐々に夏の気配が近づいて来たと思えば5月も後半戦に
あっという間に夏がきてしまいますねー
本日の2年生は "病理組織細胞学実習"
細胞や臓器を顕微鏡で観察して病変の有無を見つける検査です。
今日の実習は「染色操作」を行いました。
通常の臓器は基本的になにもしていない状態だと色が付いていないため、
顕微鏡で観察してもほとんどなにも見えません。

スライドガラスに載せただけの臓器
これを顕微鏡で観察できるように染色すると

こんな感じに染まります。
スライドガラスに載った状態だと、1色に見えますが、実際は様々な試薬に漬けて染色をしているので
顕微鏡で拡大して観察してみるといろんな色に染め分けられます。

3年生は臓器名、染色が分かりますよね?(答えは最後に)
病理医が病気の診断を行うための標本を作製を行うのが "病理検査" 。
2年生はこれからいろんな染色方法を学んでいきましょう!!
3年生は今週月曜から臨地実習が始まりました。
8/22(金)まで14週間と長い期間ですが、
臨床の現場でしか触れられない貴重な経験をたくさん積んできて欲しいです。
がんばれ3年生!!
今日2年生が染色した写真の標本は
"肝臓" の "Masson-trichrome染色" でした。
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