mizuです。
さて、先日実施した免疫電気泳動の結果です。
検体(タンパク質)を荷電の違いで分離させた後、
各種タンパク質に反応する抗体を加えて
抗原抗体反応を「沈降線」で確認します。
*抗原抗体反応が進むと不溶性の沈降物ができることを利用しています。

黄色矢印の所に白濁した線が見える・・・・・薄っ
思いを込めたはずなのに。
この時点で正直、失敗か??頑張っていたのにガーン。
と、私は思っていた。
その後、感度良く見る染色をしてみると、

おぉぉぉ。
沈降線(カーブを描く線)が青くなっていっぱい見える!!!
学生達以上に私が嬉しかったかも。
学校の実習は単に検査をやってみるだけでなく、理解を深めるために実験的なこともやります。
滞りなく実習を成功裏に終わらせるため、そこそこの工夫が必要で、
上手くいったときは心でガッツポーズをしているのです。
思い通りに結果が出ると学生達も嬉しそう。
失敗してもそこから別のことに気が付くことも多々あるので
失敗しちゃった。だけで終わらせないのがポイントですね。
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