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湘央生命科学技術専門学校 救急救命学科(学校法人 湘央学園)

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救急救命学科

SUMMARY

  • 冷静な判断力責任感高度なスキルを持った救急救命士を育成する学科。

  • 就職先は主に各地の消防機関医療機関

  • 救急救命士国家試験の合格率は94.7%。就職率は100% (2025年3月卒業生実績)

学科の特徴

一刻を争う救急救命の現場。
冷静な判断力と責任感、高度なスキルを持った救急救命士を育てる。

「救急救命士」は国家資格であり、救急車など、病院への搬送途上で救急救命処置を行うことができます。

多くは消防署に所属しており、救急隊の中に常時1名確保することが国の目標となっています。

「救急救命士国家試験」の受験資格は法で定められた「救急救命士養成所」で必要な課程を修了した者にのみ与えられます。

本学の救急救命学科は、厚生労働大臣指定の養成所として1993年、本州で最初に認定された歴史があります。

POINT 01
現場を知る講師陣による、実践的な指導が特長

現場を知る講師陣による、
実践的な指導が特長

救急救命の現場の状況はさまざまであり、救急救命士に求められるのは、正確な医療知識、とっさの判断力、体力、そしてチームワークと多岐にわたります。


そうした実情をふまえ、医学の基礎を徹底的に学ぶとともに、1年次より1次救命処置など、実際の救命処置法を次々と学んでいきます。指導にあたっては、現役の救急救命士をはじめ、専門科目の9割を救命救急センター勤務の医師にご担当いただき、常に緊張感があふれた授業を展開しています。また、1年次より開始される学内で行うシミュレーション実習のほか、消防署見学実習、海洋実習、2次救急病院見学実習、救急車同乗実習、そして3次救急病院臨床実習など、学外実習も学年ごとに効果的に配置されています。命を預かる仕事を目指す学生たちは、このようにしてスキルアップを果たすとともに、チームワークの大切さを学んでいきます。

POINT 02
非常に高い国家試験合格率を誇っています

非常に高い国家試験合格率を誇っています

卒業と同時に救急救命士国家試験の受験資格が
取得できます

国家試験は毎年1回3月に実施されます。

受験は3年次の卒業直前になりますが本学は毎年、多くの合格者を輩出しています。

合格実績は以下のとおりです。

救急救命士(国家試験)

本学合格率

(2025年3月卒業生実績・全国:94.4%)

94.7%

POINT 03
湘央学園赤十字奉仕団が結団されました

湘央学園赤十字奉仕団が結団されました

湘央学園赤十字奉仕団が2014年11月に結団されました。

赤十字奉仕団とは、赤十字の使命とする人道的な諸活動を実践するために結成されるボランティア組織のことで、赤十字の活動を支えるものです。

湘央学園赤十字奉仕団は、救急救命学科の学生、教員、卒業生を中心に構成され、

①地域における救命率の向上

②諸行事における救護活動

③諸行事における赤十字普及活動

④災害時における救援救護活動

などを目的としています。

湘央学園赤十字奉仕団では、上記の目的を達成するため、毎週木曜日放課後に外傷研究会、救急法救急員講習会、救護ボランティア活動、献血推進ボランティア、各種災害訓練ボランティアなどの活動を実施しています。

授業紹介

外傷想定実習

外傷想定実習

4輪車による交通事故を想定し、負傷者をどのように
扱うかについて基本手技から応用まで学びます。

事故にあったという想定のドライバー役の学生が車両の座席に座り、その状態における正しい処置の仕方、姿勢や声がけなど、実際の救急隊が行うのと同様な方法で救急救命の手順を学びます。

学生は順番に役割を変え、全員が救急活動の初動から搬送までをマスターできるよう指導します。

救急車を使用した救急搬送実習

救急車を使用した救急搬送実習

民家(シミュレーション実習用民家型実習棟)で
男性が突然倒れたという想定で、1次救命活動、搬送、
救急車内での手順など、実際の救急隊さながらの訓練を
行います。

救急救命学科は、本物の救急車と同装備の車両を有し、また、敷地内にある一戸建て住宅(患者搬送用民家型実習棟)を実習のために使用しています。

この実習ではそうした施設をフルに活用し、自宅で倒れた男性に対し、救急隊がどのように救急救命活動を行うのか、また、そこで救急救命士の資格を持つ者がどのような働きをするかといったことを、本番さながらの状況を作って学んでいきます。

基礎実験動物学実習

海洋実習

湘南海岸で行う2日間にわたる実習で、
ライフセービングの技術を身につけます。

救急隊到着前の救助技術であるライフセービングを学び、プレホスピタルケアとの流れを理解することを目的に、毎年6月に湘南海岸で2日間にわたり行われます。

学びのステップ

プロフェッショナルの道へと続く、実践的で高度な学びを続けます

すべての学生は国家資格である「救急救命士」を目指します。

その過程の中で、人の命の尊さやチームワークの大切さを学び、プロフェッショナルへと成長していきます。

1年次

医学の基礎からスタート

救急医学を中心に医学全般の基礎を学び、並行して実習を行います。

新入生ガイダンス

学習スケジュールの説明とともに、あいさつの仕方や時間厳守の大切さなど、授業を受けるにあたっての基本的な態度について学びます。

基礎実習

1年次より1次救命処置などの救急救命の基本を学びます。

基礎実習

2年次

高度な医学知識とスキルを習得

高度な医学知識を学び、実習では現役の救急救命士など、プロの方から専門的な技術を学びます。

救急車同乗実習

神奈川県下の消防機関において、救急車に同乗し、実際の現場で実習を行います。

公務員予備校と提携

一般教養対策、キャリアコンサルタントと担当教員による個別面談などの進路指導を行います。また、大手公務員予備校と提携した公務員対策模擬試験を受験し、実力を高めます。eラーニングも導入しています。

専門的実習でスキルアップ

さまざまなケースを想定した救急活動の実習をこなしていきます。本学は実際と同装備の救急車を所有し、実習でのシミュレーションに役立てています。

ポケットエコー

3年次

公務員試験と国家試験のW対策

公務員試験など採用試験に挑むとともに、国家試験対策も本格化、学びの総まとめに入ります。

臨床実習

日本を代表する近隣の大学病院付属の高度救命救急センターで、約3カ月間におよぶ臨床実習を行います。実習には薬剤投与も含まれます。

国家試験受験

3月に救急救命士の国家試験にチャレンジします。本学科は毎年高い合格率を誇っています。

卒業

消防救急隊を中心に救急救命士として活躍

消防機関、医療機関など、習得した医療知識と技術をもって、救急救命の現場で活躍します。

資格情報

無理なく取得できる万全のカリキュラム

救急救命学科は、厚生労働大臣指定の救急救命士養成施設。

そのため、卒業と同時に救急救命士国家試験の受験資格を取得することができます。

救急救命士(国家試験)

国家試験は毎年1回3月に実施されます。本学は毎年、多くの合格者を輩出しています。

卒業生の合格実績は以下のとおりです。


2025年3月卒業生実績 本学合格率:94.7%(全国:94.4%)

大学への編入学資格

本学で習得した知識と技術をさらに深め、発展させ、「学士」「修士」「博士」などの称号を得ようという人への進路が開かれています。

連携協力を結んでいる放送大学では、編入学のほかダブルスクールも可能です。

救急救命学科を数字で知る

総卒業生数

※2025年3月時点

授業形態の割合

授業形態の割合

在校生の男女比

※2025年4月現在

在校生の男女比

エリア別就職状況

※過去5年の卒業生実績

業種別就職状況

※過去5年の卒業生実績

業種別就職状況

県別出身校割合

※2021〜2025年度

県別出身校割合

日本学生支援機構奨学金利用状況

※2025年4月現在

日本学生支援機構奨学金利用状況

在校生ボイス

人の命に関わる仕事だから、時には優しく面白く、時には厳しく

救急救命学科 1年生 Eさん 向上高等学校出身

※学年は取材時点のものです

インタビュー見出し1

救急救命士に興味を持ったキッカケを教えてください。

父の交通事故をきっかけに、現場にいち早く駆けつけ、人の救命に関わることができる救急救命士のことを知りました。

湘央学園を知った経緯、選んだ理由を教えてください。

高校の同級生のお父さんが湘央学園を勧めてくれたので、オープンキャンパスに参加しました。実際に来て、見学をしたところとても素晴らしい印象だったので、救急救命士の資格を取るならココだ!と心が決まりました。

インタビュー見出し2

入学前に感じていた不安があれば教えてください。

医療の勉強をするにあたり、覚えることがたくさんあるのですが、勉強が苦手だったので不安でした。でも今は勉強のやり方を見つけられたので、ちゃんと試験の点数もとれるようになりました。

実際に入学してみて、授業や実習はどうですか?

先生は話しやすく、質問には分かるまで丁寧に教えてくれるので、生徒との距離が近いと感じます。実習においては、人の命に関わる大事な部分がしっかりできていないと厳しく指導されます。時には厳しく、時には優しく面白く、メリハリある対応をしてくださいます。

インタビュー見出し3

また、この学校には実習用の一般住宅(民家型実習棟)があるのですが、実践に近い環境での練習は、実際に救急救命士となって現場に赴いた際に役立つと思うので、そういう経験ができるのは嬉しいです。

将来の目標や夢を教えてください。

東京消防庁に就職したいと思っています。

進路を決めかねている受験生へのアドバイスをお願いします。

救急救命士になりたいという目標があるなら、夢が叶う学校だと思うので、ぜひ湘央学園に来てください。

教員からのアドバイス

救急救命士は、充実度120%、笑顔を守るヒーローです

湘央生命科学技術専門学校 救急救命学科 
荻野 暁 先生

臨床検査は、検査で様々な証拠を導き出す「謎解き」

救急救命学科の学びの魅力を教えてください

救急医療は最上級のサービス業と捉えると、救急救命士はしっかりとした実力を持つことが必要不可欠であることがわかります。そして、その実力をつけるには何が必要なのかを救急救命士を目指す学生は自覚をもって探求することが必要です。そんな勉強の「苦しい・楽しい」を感じながら、自己の成長を実感し、学ぶことができる点が魅力だと考えます。

学生を教育・指導するにあたって最も注力していることは何ですか?

3年間で「考えて、即行動する」ができるように指導しています。

そのためには、基礎を大切に学ぶよう指導しています。

臨床検査は、検査で様々な証拠を導き出す「謎解き」

考えるための基となる医学知識を身につけ、状況に応じて臨機応変に対応できる思考力と行動力を養います。

学内シミュレーション実習では、ディスカッションの時間を多く取り、学生同士や教員と意見をぶつけ合いますが、自分の意見を持つためにはしっかりとした医学知識が必要であることに気づきます。
学校での学習においても「考えて、即行動する」ができるような指導を心掛けています。

救急救命を教える先生の想いをお聞かせください

人の役に立つ、やりがいのある仕事に就きたいと思ったのがきっかけで関わり始め、結果として指導する側となりました。

臨床検査は、検査で様々な証拠を導き出す「謎解き」

現在も、最新の救急救命の現場を知るために大学病院の救命センターで非常勤で働いていますが、基本的には教員ですので、救急救命士を主たる生業としている方達に比べれば私一人が助けられる人数は限られています。しかし、30年以上輩出してきた多くの教え子たちが救ってくれる人数は本当に膨大です。
そうした卒業生たちの活躍が私たち教員の誇りであり、モチベーションとなっています。

最後に、進路を決めかねている受験生へのアドバイスをお願いします

仕事をする上で大切なのは「やりがい」を感じられるかどうかだと思います。「やりがい」は人それぞれですが、その仕事に責任が伴うかどうかは重要な要素の一つです。その点において、人の命や機能予後に直結する救急救命士の仕事は充実度120%であり、自分自身が成長できる「やりがい」のある職業だと思います。
一人でも多くの笑顔を守ることは、間接的に自分にとって大切な人の幸せを守ることにつながっています。
世の中の「笑顔」を守る「ヒーロー」になりたい人、待っています。

動画で観る救急救命学科

救急救命学科のご紹介

救急救命学科のご紹介

救急救命士をめざすための確かな知識とスキルを養う、救急救命学科の授業を紹介します。

救急救命学科オープンキャンパスプログラム体験ムービー

救急救命学科
オープンキャンパスプログラム体験ムービー

めざせ!「ジュニア救命士」

めざせ!「ジュニア救命士」

綾瀬市消防本部と救急救命学科がコラボした小学生を対象としたイベント。

湘央のゆるキャラ?「きゅめっしー」が大活躍!!