教員からのアドバイス

応用生物科学科 動物看護コース
Veterinary Technician

「動物が好き」だけでは難しい
仕事ですが、
回復や退院に
立ち会えた瞬間の喜びは
特別です。

応用生物科学科 動物看護コース 戸田典子先生

応用生物科学科 動物看護コース
戸田 典子 先生

INTERVIEW

Q1 動物看護師とはどんな仕事ですか?

動物病院で獣医師の診療をサポートするのが主な仕事です。動物の保定や様々な検査、手術器具のセッティング、入院している動物の食事や散歩などの日常のケア、さらに受付、カルテ管理、清掃など、業務は多岐にわたります。「動物が好き」というのは大前提ですが、それだけで全うできる仕事ではないと思います。獣医師、動物看護師、そして動物のご家族とも意思疎通ができるコミュニケーション能力がとても必要とされる仕事です。

Q2 動物看護師の仕事のやりがいはどんなところですか?

大好きな動物たちが病気やケガで苦しんでいる姿を日常的に見ることになります。重い症状からも目を背けることができません。それだけに何も食べられなかった動物が自分の手からごはんを食べてくれたり、元気に歩けるようになった姿を見ると自然と笑顔になりますし、病気やケガが治って退院する際に、動物のご家族から感謝された時などは、この仕事でしか味わえない特別なものがあります。

Q3 現場ではどんな動物看護師が求められていますか?

獣医師として動物病院に勤務した経験からいえば「気が利く動物看護師」が求められていると感じます。動物の小さな変化にも気付いてあげられることはもちろんですが、獣医師や同僚の動物看護師への気配り、動物のご家族への気遣いも忘れてはいけません。そういう力が動物看護師の現場力として差がつくところだと思っています。学生には普段の実習でも教科書通りの対応ばかりではなく、臨機応変なコミュニケーションの大切さを伝えるようにしています。

Q4 湘央学園はどんな校風の学校ですか?

教員と学生の距離が近いところが特長です。少人数制なので、教員が学生一人ひとりの良い面も悪い面も把握した上でしっかりサポートしています。学校にいるイヌやネコの世話は学生が主体で行っていますが、教員を含め職員の皆さんにも協力いただいており、みんなで育てているという共通認識があると思います。そんなところも学校の一体感につながっているのではないでしょうか。

Q5 授業で大切にしていることはありますか?

動物看護師は、動物の生命に触れる仕事ですので、人間の医療と同じく専門的で難しい内容の科目が多いです。それを学生にいかにわかりやすく、噛み砕いて伝えられるかが教員の腕の見せどころだと思っています。色々な教材の要点をまとめてスライドに映写し、実際の患者のエピソードや写真、アニメーションなどを交えながら、興味を持ってもらえる授業づくりを心がけています。

Q6 先生ご自身の仕事のやりがいを教えてください。

動物看護師として活躍する卒業生が学校に遊びに来て、元気な姿を見せてくれると嬉しいです。あまり成績がよくなかった(?)学生が「なんとか仕事、頑張っています!」などと動物看護師の立場で話している姿を見ると、教員として感慨深いものがあります。

資格試験必勝テキスト

『ヒトの医学書』

生理学や解剖学、病理学など、様々な分野の書籍を授業用スライド作成の際に参考にしています。獣医学のものに比較すると、ヒトの医学書は出版数が多く、イラストを使ってわかりやすくしたものなどが豊富にありますので、本屋さんに行ったらぜひ医学書コーナーに立ち寄ってみてください。読みやすい参考書を見つけられれば、苦手科目の勉強も楽しくなるかもしれません。

高校生のみなさんへ

高校生のみなさんへ

もし動物看護師になりたいと思ったなら、まずは色々な学校に足を運んでみてください。学校によって規模や指導方針、校風も違うので、自分に合った学校を見つけることが動物看護師への第一歩です。ちなみに少人数制の湘央学園は先生と学生の距離が近いのが特長です。勉強で置いてきぼりになったり、学生生活で放っておかれたりしない面倒見のいい校風なので、そういうところが認定動物看護師の合格率100%につながっているのだと思います。
「勉強、正直ちょっと不安かも」という学生も安心して学べる環境です。

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