先輩メッセージ
(卒業生VOICE)
愛玩動物看護学科
Veterinary Nurse
動物のご家族の
安心した顔を見ると、
私もホッとする。
動物にも人にもやさしい
存在であるように。
あおき動物病院 動物看護師
本村 菜実 さん 応用生物科学科 動物看護コース2018年卒業
わたしの1日の仕事
8:30 | 出勤 掃除、診療準備 |
---|---|
9:00 | 午前の外来受付開始 |
12:00 | 午前診療終了 |
12:30 | 昼休み・休憩(基本90分) |
13:30 | 手術、トリミング |
16:30 | 午後の外来受付開始 |
19:00 | 午後診療終了 片付け、翌日業務の確認 |
19:30 | [終業]残務整理 |
午後は入院動物の対応のため交代出勤 (週休2.5日制)
Q1
動物看護師を目指そうと思ったのは
いつ頃ですか?
進路としてはっきり定めたのは中学生の時です。でも、もっと前から思っていたかもしれません。というより、動物看護師以外の仕事を考えたことがなかったですね。とにかく小さい頃から動物が大好きでした。家で飼っていたうさぎの調子がよくなくて動物病院に連れて行った時、獣医師や動物看護師の方が、うさぎにも私にもとてもやさしく接してくれて憧れを持ちました。処置を受けている時のうさぎが安心しているように見えました。
Q2
湘央学園に進学しようと思ったのは
どうしてですか?
オープンキャンパスに行った時のアットホームな雰囲気が気に入りました。もっと規模の大きな学校の見学にも行きましたが、学生の数が多くて、良くも悪くも派手な印象を受けました。私は大きくなくていいし、地味でもいいので、先生と学生が近い関係のところで学びたかったんです。それと自宅から距離が近いことも魅力でした。「通いやすい」「話しやすい」「学びやすい」それで決めました。
Q3 湘央学園の2年間はどんな学生生活でしたか?
あっという間でしたね。それだけ毎日忙しく充実していたと思います。夢だった動物看護師になるために、授業も実習も自分なりに色々考えながら取り組んだつもりです。思い出に残っているのは動物寄生虫学の実習で、わざわざ牧場まで糞便の採取に行ったことです。探していた糞便がなかなか見つからず、やっと採取できた時、みんなですごく喜んだのを覚えています。動物のウンチを探すのにあんなに苦労するとは思いませんでした(笑)。
Q4 認定動物看護師の試験対策はどうでしたか?
試験前はかなり勉強しました。ただ私は家に帰ってから何時間も勉強するのではなく、基本は学校で覚えるようにしました。その方がわからないことを先生に聞けるし、試験対策について事細かく指導していただけるので安心感がありました。それと学校で行う模擬試験が実力を把握するのに役に立ちました。
Q5
就職先の動物病院を決める上で
重視したことはありますか?
私は動物病院で幅広い仕事を経験したかったので、企業が経営するような大きな病院や動物医療センターよりも、個人開業の病院に勤めたかったです。大きな病院は希望の業務に就ければ色々な種類の動物や症例を経験できるメリットもあると思いますが、分担がはっきりしているので、例えば受付業務や事務だけの担当ということもあります。今私が勤務する動物病院は、動物看護師が私を含めて4人しかいません。ですので受付、診療時の保定、トリミング、薬の処方、入院動物の対応などすべてやらせてもらえます。
Q6 最後に後輩へのメッセージをお願いします。
色々な動物病院がありますので、自分の目で確かめて決めた方がいいと思います。獣医師や動物看護師の動物への接し方はもちろんですが、動物のご家族への対応などもチェックしてみるとよいと思います。患者さんに愛情深く誠実に対応している動物病院は、従業員も大切にしていると思います。働きやすいのではないでしょうか。それと湘央学園の先生や職員の方にどんどん相談して頼るのがいいと思います。そうすれば様々な情報をもらえますし、手厚く支えてくれるはずです。