理事長あいさつ・学園章
理事長あいさつ
湘央学園の想いはライフサイエンス
理事長 稲福 全人
「生命を尊重する、人間性豊かな専門職業人の育成」を建学の精神として発足した本学は、2025年には創立50周年を迎えます。
しかし、どのように時代が変わろうとも湘央が「人と生命のために科学する心を育む」姿勢に変わりはありません。これからの時代は、人の叡智と心のバランスがさらに重要となり、今まで以上に心の豊かさや優しさが求められてくると思います。
湘央の教育の理念は「愛・智・技」です。医療や福祉の分野にたずさわる者は、深い愛情に根ざした、質の高い知識と技術で仕事にあたらなくてはならないという思いを表しています。「愛」とは、「己を愛するが如く、汝の隣人を愛せよ」というキリスト教精神もさることながら、むしろ儒学でいうところの「仁」の精神、すなわち人に対する思いやり、優しさ、気配りといった人間性を意図しています。「智」は単に豊富な知識ということではなく、人間のもつ叡智を、そして「技」は理論に裏付けされた質の高い技術を指しています。
私たちは『愛・智・技』の教育理念にしたがい、これからも優秀な医療・福祉分野の技術者を育成していきます。
学園章
湘央の学園章は「生命の尊重と健やかな地球の象徴」を理念としています。デザインは、住み良い地球(外円)、緑の自然(中の若芽)、生命の科学・生命の尊重(白地)、未来(緑色)を表し、グローバルな視点にたった新進気鋭の「人(生命)に関わる技術者」育成への願いが込められています。