湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科 応用生物科学科 救急救命学科

バイオ通信No.598 ~ ウサギの血液を見てみよう! ~

2010年2月19日 09:20

みなさん、こんにちは! hanaです。
今日はウサギの血液像を見てみましょう。

塗抹用の引きガラスを使って、スライドグラスに血液を薄く伸ばして、乾燥、固定させ、ギムザ染色液で血液を染色すると・・・
 
うす~く伸ばした血液はどのように見られるでしょうか?
 
ちなみにウサギの耳翼辺縁静脈からの部分採血、血液塗抹標本の作製は、実習の中で実際にバイオ学科2年生が行ないました。

▼▽ どんなふうに見えるかな? その前にクリックをお願いします。 ▽▼
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血液中の血球には、赤血球、白血球、血小板があります。

220219101.jpg 220219103.jpg
 
これらの写真で薄いピンク色(サクラ色)に染まっているのが、赤血球です。
これが全身に酸素を運んでいるんですね。
 
ここでは見られませんが、血小板は小さな金平糖のように見られます。

両写真の中央に見られる赤血球より少し大きな血球が白血球です。
左の写真の白血球はわかりづらいかもしれませんが、紫色に染まっているのが白血球の核です。
 
白血球には紫色の核が見られますが、赤血球には核が見られませんね。
 
また、左の写真の白血球の細胞質は、細かい粒(顆粒)がいっぱいつまっているのがわかりますか?
 
それに比べると右の写真の白血球には同じような粒(顆粒)が見られますが、数が少ない・・・。
 
左が好酸球という白血球で、右はウサギに特徴的な白血球である偽好酸球という酸性色素に染まりやすい粒(顆粒)を持つ好中球です。
 
動物による白血球の染色性の違いというのもあるんですよ。
 
白血球は形態的に、細胞質に顆粒を持つ顆粒細胞(顆粒球)と単核球(単核細胞)に大別できます。
さらに顆粒細胞は好中球、好酸球、好塩基球に、単核細胞はリンパ球と単球に分類されます。
白血球といってもこんなにいろいろ種類がありますし、本当はさらに細かく分類できるんですよ。
 
おそるべし白血球・・・・・ですね。

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